実際にキッチンをリフォームされた方の体験談をご紹介します。
今回は、44歳の女性の方のリアルな体験談を見ていきます。
実際にかかったリフォームの予算と実際の金額は?
予算は50万円でしたが、実際は80万円弱になりました。
リフォームをした具体的な場所は?
これまでコンクリートの古くて寒い浴室でしたが、ユニットバスにしました。
給湯器も一式新しいものに取り換えました。
リフォーム前の具体的な悩み
浴室内ではなく、浴室に面した壁から水が染み出ており、壁紙は水を含みベコベコしていた。
また、染み出した水は壁にカビと染みを発生させて壁付近の柱も腐ってしまった。
あと少し気付くのが遅かったら階下の部屋まで水が入ってしまっていた。
浴室はコンクリートの床にタイルを敷いた『ザ・昭和初期』のものだったので、排水は腕を伸ばしても掃除できず、デッキブラシを使っても角は掃除しきれていなかった。
そのため、浴室排水には年中石けんカスが付着し、暖かい季節になると虫が発生していた。
冬場は入浴しても寒く、お風呂が嫌いだった。
リフォームを決めるときに注意した所
集合住宅で部屋の間取りがほとんど固定されているので、リフォームが可能なものかを念入りに確認した。
リフォーム業者を選ぶときも同じ集合住宅のリフォーム実績がある業者うにした。
また、カタログや広告を見て候補を出したが、実際には住まいの集合住宅では設置できない型もあった。
工事当日までに管理組合へ許可をもらいに向かう。
また、コンクリートを斫るため、騒音が出るので、近隣住民への説明と許可をもらった。
特に階下の方へは気をつかった。
リフォームをして生活が変わった所
入浴が幸せなものになった。
コンクリートの浴室からユニットバスになったため、ひと回り小さくなったが、言われなければ気付かない程度であった。
浴室の壁、床、鏡などすべてが温もりのある面持ちになったので、実際の温度だけでなく、見た目も温まる感覚になった。
湯沸かし器が快適に動く。
途中で水に切り替わるようなトラブルもなくなった。
浴室外の壁面の水漏れもなくなった。
掃除がしやすい。
排水も入浴の最後のさらっと掃除するだけできれいになる。
虫も消えた。
これからリフォームをされる方へアドバイス♪
築年数から逆算すると修理しなくてはならない箇所が次から次へと発生する。
今回は浴室だったが、近年中に他の水回りやキッチンなどのリフォームが必要になると考えられる。
特に水回りは気付かないうちに漏れ出ていることが多く、ある日突然大変なことになる恐れもある。
階下の方へ迷惑をかけないためにも日頃からよく確認しておく必要があると感じた。
リフォームは少しずつ行っても都度時間とお金がかかることなので、最初のリフォームをした時期くらいから計画的に日取りとお金の用意をしておいたほうがいいと思う。